MAKEINU SONG

THE NAMPA BOYS MAKEINU SONG歌詞
1.MAKEINU SONG

作詞:小林聡里
作曲:小林聡里

お高いスーツの姉ちゃんが笑う
アンタは俺の何を知ってんだよ
呟いたって俺の負け
だって社会的には俺の負け
あぁ 分かってるよ

傘のない俺に雨が降り注ぐ
何日ぶりのシャワー浴びたんだろう
汚れたカラダ洗っても
雨じゃココロはキレイになりゃしない
あぁ あぁ 涙がぬるい

地獄にキスをするんだ
刀はよく磨いときな

いつだって最後に笑うのは
失うもんがない奴なんだ
叫んで泣いて夢が見たい!

今日も俺はまた欲望と罪を
抱えながら朝になる
裸足の傷が痛いんだ
それでも俺の中 闘いは続く
光が射すその日まで
ボロボロになっても走れ

さぁ 未来がこの先で待っている
傷跡が轍に変わるだろう
水たまりひとつ飛び越えた

礼儀を欠いたストーンズのTシャツ
穴だらけだって棄てられないのさ
チンケなプライドに意味はない
そんなアンタに今日も歌うんだ
あぁ あぁ 届いてくれよ

瞳の奥のユートピア
俺の名前覚えときな

誰だって死んだら燃えるなら
死ぬ前に燃え尽きたいだけさ
火薬みたいに生きていたい!

今日も俺はまた欲望と罪を
抱えながら朝になる
裸足の傷が痛いんだ
それでも俺の中 闘いは続く
光が射すその日まで
ボロボロになっても走れ

さぁ 限界は神のみぞ知っている
夜の月がやけに眩しくて
遠吠えが街に響いている


2.夜明けの太陽

作詞:小林聡里
作曲:小林聡里

乾き切った感情は 少しの衝撃で粉々
カバンに入ったパッションは それでも冷めちゃいなかった
SOSを出さなけりゃ もがけど助けが来るわきゃないぜ
溜め息をついて立ち止まっても 道なきケモノ道

幼い頃の500の味方
いつしか10もいなくなって 無頼になっていた
孤独が俺のカルマなんだ 道をあけろ!

この鎖を ぶち壊そう
口癖になっていた世迷い言を捨てて
夜明けの太陽 声は届くかよ
お前の愛の眩しさで 進む道を照らせ

冷めてしまった珈琲と 冷えたままのアイス珈琲
日々は結果よりも 過程の方が肝心さ

幼い頃の500の夢は
死ぬまでにしたい10の中に残っちゃいなかった
変わり続ける性分なんだ 止まれねぇんだよ!

この鎖を ぶち壊そう
口癖になっていた世迷い言を捨てて
夜明けの太陽 忘れちまうなよ
お前の愛はまだ残る 胸の闇を照らせ
お前の愛の眩しさで 進む道を照らせ


3.悪魔

作詞:小林聡里
作曲:小林聡里

追いかけようあの白い雲を
天まで飛んだ子供の声は
なんだか悲しくなるなぁ
戻れないあの日を夢見ているの

毎日 楽しくないし
公園でただ 寝そべっているんだ
ジャンクライフ 立ち直りたい
あぁ 耳元で笑う高い声が

寝ても覚めても
ヤツはやってくる
ホントだよ 逃げる術がない
街中をかけていく亡者

悪魔 振り返る方に
愛してよ 堕ちていく前に

寝ても覚めても
ヤツはやってくる
ホントだよ 悪い夢じゃない
街中に潜んでいるモンスター

悪魔 振り返る方に
愛してよ 堕ちていく前に

悪魔 振り返る方に
愛してよ 堕ちていく前に


4.ネイヴァーリンの音楽家

作詞:小林聡里
作曲:澤柳昌孝

その先に何があるんだ
この町で誰が聞くんだ
祈るように歌う
駅前のティーンエイジ
遠吠えは夜空に飛んで
オゾンを破いちまった
血も涙も濁る
酸化しちまったんだな

汚い空のギターケース
小銭投げて涙を捧ぐ

ネイヴァーリンの音楽家
何千回も歌っていたんだ
もう一回もう一回立ち上がろう
その陳腐な歌詞で稼いだ
30円の絶望感
スリーコードで粘った未来
さあ 少年の情念は逆巻いて
太陽に向かっている 光を探して

枯れてしまったな
昔は希望もあった
せめてその歌が
明日には笑って
東から注ぐよう

ネイヴァーリンの音楽家
何千回も歌っていたんだ
もう一回もう一回立ち上がろう
その陳腐な歌詞で稼いだ
30円の絶望感
スリーコードで粘った未来
さあ 歓声と喝采を夢に見て
太陽に向かっている 光を探している

未来の足音 東をご覧よ


5.ハロー ドリー

作詞:小林聡里
作曲:小林聡里

気の抜けたコーラ 冴えない頭
ひどくブサイクな朝がやってきた
踏切の音は よたった4ビート
この街を今日は 愛せるかもね おはよう

テレビは興味ないニュースの話
殺人事件が 夜にあったんだ
悲しむ暇もない 明日も起こるだろう
自分の未来くらい 愛したいよなあ

青い鳥は 青い空を
飛んでいたんだよ 見えないせいだよ
そんなジョークを 誰もが笑う
もう 世界は どうかしてる

見上げた空に 羽ばたく光
ハロー ドリー 世界はどうなってる
街を見下ろし 何を思ってる
ハロー ドリー いま僕には見えるんだ

いつもいたんだろ 飛んでいたんだろ
ハロー ドリー 綺麗な弧を描き
いつか会えたら その時またね
ハロー ドリー 行け 行け!

見上げた空に 羽ばたく光
ハロー ドリー 未来はどこにある
耳を澄ませば 声なき声が
ハロー ドリー いま僕には分かるんだ

ハロー ドリー


6.Forward

作詞:小林聡里
作曲:小林聡里

刺さってる言葉 黒ひげのよう
心の殻を 飛び出した夜

頭の中で 僕が泣いてても
理解のない人 寄り添って離れた

どうなってもいいよ
と声にして気付いた
本当は全部 受け入れても
どうだってよかった
逆らって 身のほど忘れた僕の我儘を

ねぇ 笑ってよ
僕には 何も無いよ
愛しい人を 守る力と
微かな余力 それしか持っていないんだ
もう

幸せの種と 不幸の種は
すごくそっくりで 間違って蒔いてた

芽が出て花が 咲いて実が成る
それを齧って 初めて気付く

ねぇ 笑ってよ
僕には何も無いよ
愛しい人の 涙が止まる
理由になれば バカにも意味があるんだ

ねぇ 笑ってよ
僕には 何も無いよ
愛しい人を 守る力と
微かな余力 それしか持っていないんだ
もう